査定前にやるべき、車の臭いを消す方法【エアコン編】

悪臭を発する車のエアコン

さて、前回で車の内装の臭いを取る方法は伝授した。

⇒車の内装の臭いを取る方法

 

しかし、車にはまだ車内の臭いの原因となる大きな問題が残されている。

そう、エアコンの臭いだ！

 

エアコンをつけた瞬間に風とともに運ばれてくる悪臭。

これはたまらんな！

 

どんなに内装を綺麗に保っていたとしても、

車の内部に格納されているエアコンの中まで清潔に保っている人などそうそういない。

なので、エアコンは悪臭の温床となってしまうケースが多いのだ。

 

そして、エアコンの掃除をしたいと思っても、なかなか素人には出来ないだろう。

査定のためにプロにエアコン掃除を依頼するのもナンセンスだ。

しかし、査定前にはエアコンの消臭も出来ればしておいたほうが良いだろう！

 

車のエアコンの消臭をする

エアコンの消臭方法の前に、

まずは車のエアコンの仕組みについて理解しておこう。

 

車のエアコンはまずは内気や外気を取り込み、

フィルターを通してエバポレーターという空気を冷やす装置を通り、

冷房の場合はそのまま車内へ、

暖房の場合はヒーターコアで暖められて車内へ送られる。

 

車のエアコンの臭いの原因となるのは、この風の通り道だ。

特に、臭くなるのが、空気が最初に通り、汚れがたまりやすいフィルターと、

空気の冷却によって結露が発生しやすいエバポレーターだ。

 

この２点が汚れていると、

エアコンの臭いがとっても臭くなってしまう。

なので、この２点をしっかり掃除してあげれば、

エアコンの臭いは概ね取り除けるのだ。

 

フィルターの掃除方法

車のエアコンのフィルター掃除は簡単だ。

普通のエアコンのフィルター掃除とそうは変わらない。

 

まず、エアコンのフィルターをマニュアルに沿って取り外そう。

フィルターの位置や取り外し方は車種ごとに違うので、マニュアルを参照してくれ！

 

外すと上の写真のようなフィルターにびっしりと汚れが着いているはずだ。

１年以上交換していないフィルターなら確実に汚い。

 

まず、ほこりなどの細かい汚れを掃除機で吸い取ってあげよう。

間違ってもゴシゴシ濡れ拭きしてはいけないぞ！

 

そして大まかな汚れが取れたら、フィルターを水洗いしていく。

ワイドマジックリンのようなつけおき洗剤を用意する。

これを洗面台や容器に入れて、フィルターを１～２時間つけおきする。

※希釈度は洗剤の用法を参照してくれ。

 

つけおきが終わったら、水ですすいで綺麗にしたあと、

物干し竿などに引っ掛けてよく乾燥させる。

 

以上だ！

実に簡単だな！

これで臭いの元となる汚れは大方落ちるはずだ。

 

エバポレーターの臭いをとる

次に、臭いの原因となる冷却装置、

エバポレーターの掃除だ。

 

エバポレーターはエアコンの内部にあるので、直接は掃除出来ない。

そこで使うのがクイックエバポレータークリーナーIIIだ。

 

使い方は至ってシンプル！

エアコンのエバポレーターのある内部にノズルを突っ込んで、

スプレーで薬剤を注入するだけだ！

 

 

こんな感じで、スプレーするだけで臭いがすっきり落ちる。

 

しかし、中には機械が苦手で上手に出来る自信が無いという人もいるだろう。

そんな人にはコレがオススメだ！

カーメイト(CARMATE) エアコン用スチーム消臭＆除菌だ！

これは車の中で薬剤を噴射して、エアコンを回しておくだけで、

エアコンの消臭が出来ると言う優れものだ！

車内用のバルサンみたいなものだな。

 

これなら機械が苦手な人にも簡単に使えるだろう。

ただし、これはあくまで一時的な消臭をするだけなので、

しっかりと臭いの原因から除去したい場合には向かないぞ。

 

ただ、査定前に簡単に臭いが落としたいなら非常にオススメだ！

是非使ってみてくれ！